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相模原で「酒提供」マスク飲食実施店急増 まん防延長で申請店舗20倍

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 まん延防止等重点措置の延長を受けて、酒類の禁止が例外的に除外される「マスク飲食実施店」の認証申請が相模原市で急増している。

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 マスク飲食実施店は、店舗の利用者一人ひとりが基本的な感染防止対策に加え、「マスク飲食」の徹底を図ることで、飲食店事業者の持続可能な営業環境を維持するとともに、利用者が安心して利用できる店舗を目指す神奈川県の認証制度で4月21日にスタート。

 県は7月12日のまん延防止等重点措置の延長で原則、酒類の終日提供停止を要請しているが、マスク飲食実施店を例外的に除外。実施店の認証を受けているか、認証申請している飲食店は「提供時間11時~19時」、「90分以内の滞在」、「1組4人以内、同居家族」の条件で酒類を提供できる。

 これにより相模原市内の飲食店は12日時点、認証済み51店舗に対して申請中が1039店舗と約20倍に急増。区別の申請中と認証済み(カッコ内)店舗数は、緑区258(9)、中央区410(17)、南区371(25)。

 相模大野駅周辺では12日、営業中の飲食店の多くが「マスク飲食実施店 認証申請中 確認書」を掲示していた。角打ちスペースを設ける酒販店「カーヴ ド アズマヤ」の座間亮さんは、「これまではマスク飲食実施店の認証がなくても酒を提供できたが、今回の例外規定で申請した。相模大野はほとんどの店が申請している」と話す。「店で酒を飲みたい人が(緊急事態宣言下の)町田から来るかもしれないが、数駅先の座間や大和は制限がない」とも。

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