町田市を拠点に活動するガールズグループ「Machida Girls′Choir(まちだガールズクワイア)」は8月8日、シングルCD「支える手」をリリースした。収益はボランティア団体「生活困窮者支援 りぼん」に寄付する。
支える手は、同グループプロデューサーの石田ショーキチさんが2012年、FC町田ゼルビアのJリーグ参入を後押しした市民団体「ゼルビアを支える会」に感謝を表すために作った曲。コロナ禍で苦しむ人を音楽の力で支援したいと、「支える手プロジェクト」を立ち上げ、同曲と新曲「猫に願いを」を新録してCDに収めた。
りぼんは2020年7月、町田駅周辺でホームレス支援を開始。新型コロナウイルス感染症の感染拡大をきっかけに仕事を失い、困窮する人々が増えつつある状況を受け、ネットカフェ生活者を含めたホームレスや家を失いそうな人の命を繋ぎ、生活を向上させるための支援を行っている。
石田さんは「りぼん代表の田中のり子さんから、生活困窮者支援は必要としている人との信頼関係を築くところから始まるので、時間がかかるいうことを聞いた。このプロジェクトを通して少しでも力になりたい」と話す。
プロジェクトは12月までを区切りとし、石田さんと佐々木良さんのチャリティーライブの売り上げなども含めて毎月寄付するという。
価格は1,000円(税別)。TSUTAYA西友町田店、TSUTAYA町田木曽店、通販サイトなどで扱う。