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女子プロサッカー「WEリーグ」開幕迫る ノジマステラ相模原、外国籍「大型FW」補強

ノジマステラ神奈川相模原の選手とコーチ ©ノジマステラ神奈川相模原

ノジマステラ神奈川相模原の選手とコーチ ©ノジマステラ神奈川相模原

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 今月開幕する日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」に参戦するノジマステラ神奈川相模原は9月6日、記者会見を開き、監督とキャプテンが意気込みを語った。

ノジマステラの新外国籍選手

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 昨年12月の皇后杯以来、9カ月ぶりの公式戦。2シーズン目の北野誠監督は「開幕までとにかく長かった。選手の輝ける場所が待ち遠しかった」としみじみ話す。

 プレシーズンマッチ後は攻撃面(ハーフウェイラインを超えた部分)のトレーニングに注力したが、コロナ禍もあり、選手補強が思うようにいかなかったという。新戦力は、開幕直前に加入した外国籍のFWサンデイ・ロペス(26歳)とFWケーニヒ・シンディ(28歳)、7月に加入したGK根本望央(28歳)の3選手。

 ナイジェリア女子A代表で30試合に出場したロペス選手は身長182センチ。これまでのステラにいなかった大型FWだ。練習試合で存在感を見せているという。シンディ選手はドイツのヴェルダー・ブレーメンで14シーズンを戦い、2度の得点王に輝いている。根本選手はジェフユナイテッド市原・千葉レディースを経て、2019年からスペインのチームでプレーしていた。「プロ生活が長い2人の外国籍選手はプレーだけでなく、サッカーに対する気持ちや取り組み姿勢などのメンタル面でも既存選手の刺激になる」と北野監督。

 初戦のマイナビ仙台レディースとの戦い方について、北野監督はモウリーニョ戦術をもじって「大型バスを置く(堅守から攻撃を組み立てる)」と表現。キーとなる選手にMF松原有沙、DF大賀理紗子、GK久野吹雪の3選手を挙げ、「相手に応じて戦う『調整力』をつけてきた。勝ちにこだわっていく」と話す。

 キャプテンを務める松原選手は「緊張感はあるが、やっと始まるという気持ちが大きい。得意のロングパスから攻撃に貢献したい。このような状況で試合ができることへの感謝をプレーで表し、勝利で恩返しできるように頑張っていきたい」などと意気込みを見せる。

 相模原でのホーム開幕戦は9月26日、AC長野パルセイロ・レディースと対戦する。

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