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市立博物館で「相模原と月」展 「小型月着陸実証機」実物大モデル、世界初公開も

小型月着陸実証機「SLIM」 画像提供:相模原市立博物館

小型月着陸実証機「SLIM」 画像提供:相模原市立博物館

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 相模原市立博物館(相模原市中央区高根3)で現在、JAXA連携企画展「相模原と月」が開かれている。

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 新型コロナウイルス感染症の影響による延期開催。2022年度に打ち上げ予定の小型月着陸実証機「SLIM」の紹介を兼ねて、月の基本情報や天文現象、市内で撮影した月の写真、「月待」といった月にまつわる昔ながらの行事などを取り上げる。

 見どころは、小型月着陸実証機「SLIM」実物大試験モデルの世界初公開。JAXAが取り組む月探査や研究について、衛星の模型や実物部品、月探査で得られたデータや映像などを交えて紹介する。

 関連企画で10月16日、国際お月見ナイトを予定する。夕方から宵にかけて、クレータなどが見やすい上弦近くの欠けた月を望遠鏡などで観望する。

 担当学芸員は「月は古くから市民に愛でられ、信仰の対象だった。より身近に感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は9時30分~17時。月曜休館。観覧無料。10月17日まで。

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