東京都内の飲食店への時短要請が全面解除された翌10月25日、町田駅周辺の飲食街に明かりが戻った。
認証を受けた飲食店全体の85パーセントの店で11カ月ぶりの通常営業。都のオープンデータによると町田市内では1672店(9月16日現在)が認証を受けている。
町田駅周辺の飲食店は「23時まで営業」といった看板を掲げるものの20時過ぎの人通りは疎ら。食事を提供するチェーン店は混んでいるが、バーや居酒屋は通常より客入りが少ない。酒の売り上げが多い店の店主は「昨日は混んだが、今日は拍子抜け」「自粛期間が長かったせいか、通常に戻るには時間がかかると思う」と話す。
市内の新型コロナウイルス感染者数は10月21日、231日ぶりに感染者数がゼロとなり、23日と24日もゼロを更新。都は感染リスクを減らすため、同席は4人までとして、5人以上の大人数の場合はワクチン接種済の確認を呼びかける。
11月末までを「基本的対策徹底期間」とし、感染の再拡大を確実に抑え込みつつ、社会経済活動の社会経済活動の回復・再生につなげるとしている。