J2リーグ最終節、SC相模原は東京ヴェルディに0対3で敗れて19位で終戦。勝ち点3差でJ2残留を逃した。
勝てばJ2残留の最終節。相模原は序盤、東京Vに圧倒されて失点。給水タイム以降、反撃に出て2回ネットを揺らしたがいずれもオフサイド判定。J3リーグで上位2チームの昇格が確定し、19位での残留もならなかった。
J2初参戦の相模原はシーズン序盤から苦戦し、最下位に低迷。J2残留を果たすため、17節から高木琢也監督が指揮を執り、実力ある若手選手をレンタル補強して立て直しを図った。ホーム3連勝で降格圏から脱出するなど、ベテランと若手が融合したチームは堅守で上位チームとも接戦を繰り広げたが、終盤の残留争いで勝ち点を伸ばしきれなかった。最終成績は8勝14分20敗の勝ち点38。
望月重良会長は「今シーズンはクラブとして初のJ2リーグでのチャレンジでした。様々な挑戦の中で残留という今年の目標を達成できず、悔しい思いとともに責任を感じています。ファン・サポーターの皆様をはじめ、チームに関わる全ての皆様には、最後までご声援をいただき、心より感謝申し上げます。来シーズンはJ3のカテゴリーで戦いますが、今シーズンの戦いを糧に、皆様に感動と歓びをお届けできるよう、これまで以上に努力して参ります」とコメントを寄せている。