ラグビー・リーグワン2部第8節が3月19日、相模原ギオンスタジアムで行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズは日野レッドドルフィンズに33対17で勝利した。観客数は1767人。
前節、2位 花園近鉄ライナーズとの激戦を制し、無敗キープの相模原。本節は長年しのぎを削ってきたイノシシとイルカの「Battle of DD」2戦目。
試合は、相模原が前半に4トライを奪うも後半は一転。自陣に押し込まれ、ヘイデン・ベッドウェル=カーティス選手がシンビン(10分間退場)。その間にペナルティトライを奪われる。なおも日野の攻勢を受けたが、相模原は川上剛右選手のランで敵陣に入ると、最後はオフロードパスを受けた石井智亮選手が左サイドに滑り込み、勝利を引き寄せた。相模原は3位以上を確定し、ディビジョン1との入替戦進出を決めた。
試合後、グレック・クーパーヘッドコーチは「プレッシャーの大きい試合だったが、選手は根性でタックルを続けた。(主力のポルドリッジ選手、ホネティ選手を欠いたが)代わりに出場した選手が役割を果たしてくれた」と話す。
次の相模原での試合はリーグ最終戦、4月9日に三重ホンダヒートと対戦する。