来年1月に開幕する「ジャパンラグビーリーグワン」プレシーズンマッチが12月18日、相模原ギオンスタジアムで行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズは横浜キヤノンイーグルスと19対19で引き分けた。
トップリーグ時代に練習場がある東京都町田市を「ホームタウン」としていたキヤノンが、新リーグの「ホスト&ビジター」形式で、横浜市と大分市をホストエリアに選んだことで実現した「神奈川ダービー」。
ダイナボアーズがディビジョン2、キヤノンがディビジョン1からのスタートで、リーグ初年度の公式戦では見られないカード。今シーズン創部50周年を迎えるダイナボアーズは初代復刻ユニフォームを着用した。
試合はキヤノンが速いテンポのラグビーを展開して連続3トライ。相模原は粘り強く戦い、徐々に流れを引き寄せると後半24分、マット ヴァエガ選手のトライとイーリ ニコラス選手のゴールで追いつく。終了間際にはペナルティーゴールを得て、引き分けでフルタイム。
試合後、ダイナボアーズのゲームキャプテンを務めた安江祥光選手は「30年神奈川で戦っている我々が県代表という気持ちだが、切磋琢磨していきたい」と話す。新リーグの目標について、グレッグ クーパーヘッドコーチは「ディビジョン2でトップ3に入り、入れ替え戦に勝ってディビジョン1に上がる」と意気込む。
ダイナボアーズのホーム開幕戦は1月22日の第2節、スカイアクティブズ広島と対戦する。