ラグビー・リーグワン2部第10節が4月9日、相模原ギオンスタジアムで行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズは三重ホンダヒートに15対16で敗れた。観客数は1728人。
前節、ホスト&ビジターの2回戦総当たり形式で1位を確定した相模原。最終節は出場機会の少ない選手を多数起用。開始10分でヘイデン・ベッドウェル=カーティス選手が負傷交代するトラブルもあったが、三重に押し込まれつつも粘り強く守り、カウンターから2トライを挙げて12対6で試合を折り返す。風上の後半、相模原はゴールライン際まで迫ったがトライには至らず。三重に2本のトライを奪われて逆転された。
相模原は9勝1敗の1位で上位3チームが1回戦総当たり形式で戦う順位決定戦に臨む。初戦は同じく三重。グレック・クーパーヘッドコーチは「多くの選手にプレー機会を与えた。順位決定戦で選べる選手が増えた。今日の試合で学んだことを生かしてしっかりと準備をしたい」と話す。
バイスキャプテンの細田隼都選手は「初出場の選手が多かったが、誰が出てもパフォーマンスを出せることが分かった。レギュラー争いも厳しくなる。1点差での敗戦をポジティブにとらえている」などと話す。
相模原の順位決定戦は、第1節(4月24日、ギオンス)の三重ホンダヒート戦、第3節(5月8日、秩父宮)の花園近鉄ライナーズ戦。