小田急相模原駅近くの松が枝公園(相模原市南区松が枝町11)で4月24日、「おださがさくら祭り」が3年ぶりに開かれる。まん延防止等重点措置の期間延長により市内のサクラ祭りが中止されたなかでの決行。
同祭りは2016年に初開催、コロナ禍で2年連続の中止を余儀なくされて今回が6回目。実行委員長の荒俣大さんは「多くの祭りがなくなってしまった。地域の賑わいや子どもの思い出づくり、活動の場をつくることが大切だと考えた」と説明する。
地域活性化のために市が交付している補助金は受けなかった。地元有志が民間主体でスタートした、しがらみの少なさが開催できた理由の一つだという。
出店者は、人気の個人店を実行委員会がセレクト。ラーメン、シウマイ、焼き鳥、ホルモン、カフェなど飲食10店舗の屋台が軒を並べる。ダンスやライブのステージのほか、キッズエリアでは、スーパーボールすくい、わなげ、綿菓子、風船などの縁日、ボタンづくりのワークショップやキックボクシングなど体験ブースなどを展開する。
「こころのサクラが満開になるように楽しんでもらいたい」(荒俣さん)
開催時間は10時~18時(日没まで)。小雨決行・荒天中止。入場にはGoogleフォームで事前登録が必要。