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町田ゼルビア、仙台に苦杯 怒とうの反撃もわずかに及ばず

左サイドからクロスを供給する平河選手 ©FCMZ

左サイドからクロスを供給する平河選手 ©FCMZ

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 J2リーグ第24節、FC町田ゼルビアはベガルタ仙台に2対3で敗れた。入場者数は3281人。

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 今季J2に降格した3位仙台との自動昇格圏を争う試合。前回はアウェーの町田が3対0で快勝している。試合前、中島裕希選手のJリーグ通算600試合達成セレモニーが行われた。

 試合は、両チームとも慎重な出だし。決定機をつくるも得点には至らず、0対0で折り返す。後半、セットプレーから先制点した仙台が攻勢をかけて、残り8分で3点差。

 しかし、ここから町田が意地を見せる。70日ぶりに出場した特別指定の平河悠選手(山梨学院大)が左サイドからクロスを供給。ファーサイドで太田修介選手が合わせてネットを揺らす。さらに鄭大世選手にも決定的なクロスを送ったが、ヘディングシュートはわずかに枠を外す。

 アディショナルタイム、奥山政幸選手が相手の短いクリアボールをダイレクトボレーでゴール右隅に叩き込む。町田は終盤、怒とうの攻撃を見せたがわずかに及ばず。それでも途中出場の選手が活躍し、最後まで目を離せない展開に持ち込んだ。

 町田は仙台の倍となる16回のファウル判定(直接FK)を受けて、チャンスをなかなかつくり出すことができなかった。判定に抗議したランコ・ポポヴィッチ監督は累積警告4枚目で次節、ベンチ入り停止処分。「ジャッジの基準が同じではなかった」(ポポヴィッチ監督)

 次のホームゲームは7月6日、水戸ホーリーホックと対戦する。

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