相模原市は7月19日、不要になった学生服の寄附を受け付ける「ツナグ回収ボックス」を設置した。
学生服を再利用(リユース)することで、廃棄衣類の削減、障がいのある方の活躍の推進、経済的な困難を抱える家庭の学生服購入の負担軽減などを図り、SDGsのゴールである「つくる責任 つかう責任」「人や国の不平等をなくそう」「貧困をなくそう」に寄与することを目指す。
集まった学生服は、さがみはらSDGsパートナーのアンスタイル(横浜市)が運営する市内の福祉事業所でリフォームし、学生服リユース店で販売。寄附を受けた学生服を買い取った場合の査定額を「相模原市子ども・若者未来基金」に寄付する。
回収対象は、卒園、卒業から5年以内の幼稚園・小学校・中学校・高校の学生服。市役所本庁舎、緑区役所、南区役所などで、平日8時30分~17時15分に受け付ける。
実施期間は8月31日まで。