ブックオフコーポレーション(相模原市南区古淵、以下 ブックオフ)は8月1日、ブックオフ初となるサブスクリプションサービスを一部店舗で開始した。
同社がこれまで提供していた割引回数券「ブックチケット」サービスのメニューを拡充し、電子雑誌読み放題プランも追加。利用者の利便性向上と環境負荷の低減を図る。
新サービスは5種類の料金プラン設定。月額350円プランは、220円以下の本と交換できるチケット5枚に加え、購入時5~10%オフ、本の買い取り金額20%アップ。有効期限はプラン購入から1カ月。なお、これまで同様980円で15冊まで引き換え可能なチケットの提供は継続する。
ブックオフは年間約3万トンの古本をパートナー企業と提携し、古紙としてリサイクルする。220円以下の本の多くは一定期間販売に至らない場合、「やむなく」リサイクルに回すという。
同社広報担当者は「リサイクル対象の本でも価値は十分にあるので、割安で購入いただくことで本としての寿命を伸ばし、廃棄物そのものの発生を抑制したい」と説明する。