町田・成瀬駅近くにグルメバーガー店「なるかふぇ」（町田市成瀬が丘2、TEL 080-1386-4667）がオープンして2カ月が過ぎた。

なるばーがー

　国産牛肉200グラムのパテを毎朝焼くサトイモ入りバンズで挟むボリューム感あるハンバーガーが特徴の同店。オーナーの鶴若さんは横須賀でアメリカンフード店を経営していたが、コロナ禍の基地がロックダウンしたことで客足が減少。心機一転、シェフとともに新店を開いた。

　20席の広い前店から、眼科の待合室だった地下、5席の小さな店舗への移転。メニューはモーニングで提供するイングリッシュマフィン以外はすべて手作り。「作りたてのおいしさを提供したい」とパテは注文を受けてから成形する。前店はブリトーが看板メニューだったが、「開発に時間を掛けた自信のあるハンバーガーで勝負する」（鶴若さん）

　フードメニューは、ハンバーガー（680円）、チーズバーガー（730円）、アボガドバーガー（900円）、ベーコンバーガー（920円）、フィッシュアンドチップス（280円）、サラダ（240円）など。ドリンクは、ビーンズハウス町田の豆を使うハンドドリップコーヒー（160円）、スムージー各種（520円）、シェイク（520円～）、ビール（730円）など。

　ハンバーガーはハーフサイズも提供。厚くスライスしたジャガイモをカリッと揚げるフライドポテトやドリンクのセットも取り揃える。客単価は1,000円。学生は100円割り引く。「リーズナブルな価格で、お腹いっぱいになってほしい」

　「おぼえやすさを重視した」という店名やメニュー名は、「なるばーがー」「あいシテル」「だれのせい？」など、スタッフの気持ちを込めたり、SNSで募集したりして独特。土曜はモーニングからランチまで来店客が絶えないという。バンズは約50食で売り切れ。

　鶴若さんは「たくさんの人にうちのハンバーガーを食べてほしい。いつかは路面店を開きたい」と抱負を明かす。

　営業時間は7時30分～18時（土曜は14時まで）。第2・4土曜、日曜、祝日が定休。テイクアウトに対応。注文から提供まで10分ほど掛かり、混雑時は1時間程度待つことになるため、電話予約を勧める。