アメリカンフットボール社会人リーグ「X1スーパー」レギュラーシーズン第2節が9月25日に行われ、ノジマ相模原ライズがアサヒビールシルバースターに31対21で勝利した。
ライズは今季、富士通フロンティアーズからWR宜本潤平選手が移籍。日本一を6度経験したベテランがチームに新風を吹き込む。
初戦はパナソニックに敗れたライズ。プレーオフ出場に向けて、2年ぶりにトップリーグに戻ってきたシルバースターは必勝の相手。
ライズは最初の攻撃で、クオーターバック(QB)カート・パランデック選手のパスをキャッチしたワイドレシーバー(WR)八木雄平選手がディフェンスを振り切って独走し、タッチダウン(TD)を決めて先制。その後互いにTDを奪い合い、21対14で試合を折り返す。
後半、ランニングバック(RB)吉田光輝選手やデレク・アキラ・ウイリアムス選手のランプレー、WR宜本選手の巧みな捕球で流れを引き寄せ、ディフェンス陣がシルバースターの攻撃を1TDに抑えて勝利につなげた。
ライズの城ヶ滝一朗ヘッドコーチは試合後、「やりたいことができた。特にオフェンスは二重丸。ほぼ全部ゴール前まで攻め込んだので、時間を使ってボールをコントロールできた」と振り返る。
次は10月9日、富士通スタジアム川崎でIBMビッグブルーと対戦する。「一番重要な試合と認識している。当日までの練習でIBMに勝つチームづくりをしていきたい」と意気込む。