アメリカンフットボール・X1スーパーレギュラーシーズン第5節が11月5日、相模原ギオンスタジアムで行われ、ノジマ相模原ライズはオール三菱ライオンズに42対3で勝利した。
年に一度のホームゲーム。すでにプレーオフ進出を決めているが、過去3年の戦績2勝1敗の相手に対し、地元ファンの前で圧勝したいライズ。
第1クオーター(1Q)開始直後、ライズはクオーターバック(QB)カート・パランデック選手からワイドレシーバー(WR)田窪大渡選手へのタッチダウンパスを通して先制。さらにQBパランデック選手からタイトエンド(TE)ダーニール・ジェンキンス選手へのタッチダウンパスを2回決めて21対0とリードする。2Q、ライオンズがフィールドゴールを決めて21対3で試合を折り返す。
3Q、QB小林貴紀選手が交代出場。ランニングバック(RB)森本紘介選手がフォースダウンギャンブルで40ヤードタッチダウンランを決めて加点。4QにもRB阿部快斗選手がランプレーでエンドゾーンに押し込みリードを拡げる。その直後にディフェンスバック(DB)佐藤力也選手がインターセプトリターンタッチダウンを決めて圧倒した。
試合後、ライズの城ケ滝一朗ヘッドコーチは、「2Qでリズムを崩してバタついたが、後半盛り返し、いいプレーもたくさんあった。登録メンバーほぼフル出場で、それぞれ活躍したのでよかった。リッキー(佐藤選手)のインターセプトタッチダウンはうれしかった」と会心の勝利を振り返る。
笠井英治キャプテンは「ホームタウン相模原で試合ができること、みなさまの前でしっかり勝てたことをうれしく思う。ぼくたちが相模原の方に恩返しできるのは日本一になること。どんな相手がきても勝てるようにがんばりたい」とプレーオフに向けて決意を示した。
この試合の翌日、ライスボウルトーナメント出場の8チームが決まった。ライズは次節、オービックシーガルズと11月20日17時、横浜スタジアムで対戦する。