ジャパンラグビー リーグワン・三菱重工相模原ダイナボアーズは11月23日、アリオ橋本で壮行会を開いた。
ディビジョン1に初参戦するダイナボアーズは12月17日、グレン・ディレーニー新ヘッドコーチの下、4カ月にわたるハードなトレーニングを積み開幕戦に臨む。
壮行会には、グレンヘッドコーチに加え、岩村昂太キャプテン、鶴谷昌隆バイスキャプテン、新加入のマット・トゥームア選手が参加。グレンヘッドコーチは「長いプレシーズンでいい準備ができている」と自信を見せる。
岩村キャプテンは「昨シーズンよりもかなり成長した。もっと面白いラグビーを見せられる」、鶴谷バイスキャプテンは「当たり負けしないフィジカル、80分通して走り続ける走力の土台ができた。戦術を詰めて、選手一人ひとりが役割を果たせたら」と話す。
オーストラリア代表59キャップ、ワールドカップ2大会(2015年、2019年)の出場経験を持ち、チームの司令塔であるスタンドオフを務める「パップ(マット・トゥームア選手の愛称)」は「開幕を楽しみにしている」と意気込む。
開幕試合は秩父宮ラグビー場でリコーブラックラムズ東京と対戦する。相模原ギオンスタジアムでのホストゲームは第2節の12月25日、トヨタヴェルブリッツを迎える。
今季の新加入(23日時点)は、フィシプナ・トゥイアキ(セコムラガッツ、セブンズ日本代表)、知念雄(東芝ブレイブルーパス東京、日本代表6キャップ)、ウォルト・スティーンカンプ(ブルズ/南アフリカ)、中川真生哉(三重ホンダヒート)、中井健人(静岡ブルーレヴズ)、マット・トゥームア(レベルズ/オーストラリア、オーストラリア代表59キャップ)、岩下丈一郎(宗像サニックスブルース)、韓尊文(コベルコ神戸スティーラーズ)、カーティス・ロナ(ロンドンアイリッシュ/イングランド、オーストラリア代表3キャップ)、落合知之(コベルコ神戸スティーラーズ)、ヘンリー・ブラッキン(シャイニングアークス東京ベイ浦安、セブンズオーストラリア代表)、葛見達哉(東洋大学)、趙誠悠(日本大学)、ティモテ・タヴァレア(山梨学院大学)、服部航大(天理大学)、柴田凌光(東海大学)、福山竜斗(近畿大学、U20日本代表)、奥平湧(関西学院大学、セブンズ日本代表)、蜂谷元紹(中京大学)の計20選手(カッコ内は前所属チーム、代表歴)。