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新・相模原ダイナボアーズ「2027年頂点」へ、猛練習で始動

三菱重工相模原ダイナボアーズの練習

三菱重工相模原ダイナボアーズの練習

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 三菱重工相模原ダイナボアーズは8月5日、リーグワン1部を戦う新体制をメディアに公開した。

相模原のグレン・ディレーニーHC

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 入れ替え戦で勝利し、リーグワン初年度に1部昇格を決めた。過去2勝しかできていない1部に相模原が定着し、上を目指す挑戦がスタートする。ヘッドコーチは、昨シーズンにディフェンスコーチを務めたグレン・ディレーニーさんが就任。28年前に選手として来日。その後、イングランドやウェールズなどでコーチ経験を積み、昨シーズン、相模原のディフェンス強化で招へいされた。「妻と出会った大切な場所に戻ってきた」。

 勉強中だというが日本語はかなり流暢。「日本の文化やスタイルに合わせることが大事。会社を代表していることを理解し、ディテールにこだわってハードワークするチームにしたい」(ディレーニーHC)という姿勢を石井晃ゼネラルマネジャーは高く評価する。

 スポーツサイエンティストを新たに導入するなど、「1部で勝つために必要な練習強度を高める体制」(石井GM)に変えた。チームは昨年より約1カ月早く始動し、全選手が参加。「朝ごはんを二度味わう(嘔吐を催す)選手もいる」(ディレーニーHC)と表現するほどの猛練習に取り組む。

 細田隼都選手は「入れ替え戦を避けるために戦うのではない、違う景色を見るためにコーチを信じ、ベテランも特別扱いなしでハードな練習に取り組んでいる。それがチームの勢いにつながっている」と明かす。「我々はチャレンジャー、失うものはない。ダークホースとして結果を残したい」(岩村昂太選手)

 石井GM は「2027年シーズンに優勝するという目標を掲げて行動を変える。予算規模は1部平均くらい。浦和レッズなど三菱重工グループのスポーツチームとも協力しつつ、一層の地域密着、スポンサーシップの拡大などに取り組んでいく」などと話す。

 リーグ開幕は12月。

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