FC町田ゼルビアは1月14日、2023シーズンの新体制発表会を開いた。
発表会の冒頭、藤田晋代表取締役社長兼CEOは「就任1年目からフルスロットルで行く。個人的にも趣味が渋滞気味だが、今現在の人生最大の楽しみは2月19日の開幕戦。みなさんとNEXT STAGEへ行くためにともに戦いましょう」と挨拶。2023シーズンのスローガン「NEXT STAGEへ 共闘!」を発表した。
ゼルビア代表取締役COOの上田武蔵さんは「NEXT STAGEに行くためにJ2優勝」を目標に掲げ、ホームゲームの非日常感の演出や町田駅と鶴川駅を中心とした露出強化などにより、コロナ前と同水準の1試合あたり4700人の平均入場者数を目指す。
フットボールダイレクターの原靖さんは、チーム編成の経緯や意図を説明。コーチ陣は、黒田剛新監督、金明輝ヘッドコーチ、山中真コーチ、不老伸行GKコーチなど。新加入選手は、昨シーズンの特別指定選手を含めて19人。J2の近年の傾向である20代前半のこれから伸びてくる選手を中心にリクルートを行い、「J1昇格のためにあとひと押し、エリキ選手とデューク選手を最後に獲得した」(原さん)
既存選手と合わせた35人の大所帯。昨シーズンは負傷者が出た際、交代選手が少なくてトレーニングが追い込めなかったなどという状況から、多めに選手を獲得したという
新加入は1月14日現在、GK=ネデリコ・ストイシッチ(ベガルタ仙台、25)、DF=カルロス・グティエレス(栃木SC、31)、池田樹雷人(ブラウブリッツ秋田、26)、チャン・ミンギュ(ジェフユナイテッド千葉、23)、内田瑞己(カマタマーレ讃岐、23)、深港壮一郎(立正大、22)、藤原優大(浦和レッズ/期限付き移籍、20)、MF=下田北斗(大分トリニータ、31)、稲葉修土(ブラウブリッツ秋田、29)、黒川淳史(ジュビロ磐田、24)、高橋大悟(清水エスパルス、23)、奥山洋平(いわて盛岡グルージャ、23)、布施谷翔(国士舘大、22)、FW=ミッチェル・デューク(ファジアーノ岡山、31)、エリキ(長春亜泰、28)、高澤優也(大分トリニータ、25)、沼田駿也(レノファ山口FC、23)、荒木駿太(サガン鳥栖/期限付き移籍、23)、平河悠(山梨学院大、22)の各選手(カッコ内は前所属チーム、年齢)。
開幕戦は2月18日または19日、ベガルタ仙台と対戦。開催日、キックオフ時刻、スタジアムなどは、1月20日に発表される。