青少年音楽祭「SAGAMIHARA ROCK FESTIVAL」が2月4日、相模女子大学グリーンホールの多目的ホールで開かれた。
同フェスは中学生から30歳までのメンバーで構成されたバンドを対象にした軽音楽コンテスト。2021年にスタートし、3回目の今回、初めて現地開催となった。
出演者は応募19組から音源審査で選ばれた10組。審査員は相模原市にゆかりのある音楽関係者である磯貝サイモン、佐々木良(キンモクセイ)、森田江利子、瀧澤克成の各氏が務めた。
ステージでは各組がオリジナル曲を熱演。審査員が講評した。最優秀賞には、県立上鶴間高等学校の3人組2年生バンド「vibes(バイブス)」が輝いた。
磯貝さんは「存在感、技術などいろいろなピースが揃った完成度の高いバンド。相模原からこんなバンドが出てくることが嬉しい」と審査結果を説明。メンバーは「去年は最優秀賞を取れなかったので、リベンジできて嬉しい」と喜んだ。
佐々木さんは「僕が高校生だった頃に比べると演奏技術が格段に高い」と出演者を讃えた。その他の受賞者は、特別賞が4人組ガールズバンド「Lampsy al petra(ランプシーアルペトラ)」(県立麻溝台高等学校)、優秀賞がシンガーソングライターの金子翔さん。最優秀グループは今後、オリジナルMVを制作。相模原市内を中心に放映される。