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町田で「キンモクセイ」デビュー20周年展、バンドの歴史を振り返る

キンモクセイのステージ関連資料

キンモクセイのステージ関連資料

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 町田相模原出身バンド「キンモクセイ」デビュー20周年の記念展が現在、町田パリオ(町田市森野1)で開かれている。

キンモクセイの紅白出場トロフィー

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 キンモクセイは2001年、メジャーデビュー。翌年の2ndシングル「二人のアカボシ」でNHK 紅白歌合戦に出場した。アルバム4枚などをリリース後、2008年に活動を休止するも2018年、「活動急始」と称して相模原のライブで活動再開。5枚目のアルバムなども発表した。コロナ禍で活動が制限される中、配信ライブを積極的に行い、昨年10月にデビュー20周年を迎えた。メンバーは伊藤俊吾(Vo)、佐々木良(Gt)、後藤秀人(Gt)、白井雄介(Ba)、張替智広(Dr)の各氏。

 記念展は、来月から始まる東名阪ツアー、ホールワンマン、新曲リリースへつながる20周年企画「ラストスパート」の一環。伊藤さんの引っ越しで大量の衣装が出てきたことがきっかけとなり、展示アイデアが浮かんだという。会場には、前身バンド「ASIAN ALL STARS」時代のカセットテープから始まり、ステージ衣装、使用楽器、楽譜、作詞ノート、写真、グッズ類など多岐に渡る資料が、メンバーの解説付きで展示されている。

 佐々木さんは「バンド結成から現在までの歴史を振り返る最初で最後の個展。コンサートと違って自分たちでやらなければならないことが多くて、ものすごく大変だったが形になってうれしい」と話す。

 白井さんは結成当時の写真を眺めて「子ども」と笑う。「空白の10年(休止期間)にファンになってくれた人はバンドの昔が知りたいと来てくれている。学園祭のような感じでつくった記念展、コンサートとは違うバンドの姿を見てもらえるのでは」とも。

 開催時間は11時~17時(最終入館は16時30分)。入場料は500円(メンバーのサインと日替わりメッセージ入りのオリジナルポストカード付きは1,000円)、小学生以下は無料。7月17日まで。同展終了後、写真のパネルやポスター、衣装など展示物の一部を進呈する抽選会をライブ配信で行う予定

 関連企画として、まほろ座でカフェ「キンモクセイ展お休み処」を同15日まで限定オープンし、レア映像をスクリーン上映。タワーレコード町田店ではキンモクセイのCD購入者にコラボポストカードを進呈する。

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