今シーズンからSC相模原の監督を務める戸田和幸さんが2月23日、母校の相模原市立淵野辺東小学校(相模原市中央区東淵野辺3)を訪問した。
同校グラウンドを拠点とする少年サッカーチーム「東FC」は、戸田さんのサッカー人生の原点。2歳年上の兄の影響で小学3年から6年まで東FCでプレーし、FC町田ゼルビア発祥の少年サッカーチームなどを経て、相模原市出身選手で初めてJリーグの舞台に立った。
集まった東FCのメンバーに対し、戸田さんは「サッカーはうまくなかったが、大好きだからいっぱい練習した。負けて、うまくいかなくていっぱい泣いた。それでも諦めずに笑顔で練習して、仲間を大切にして励まし合った。サッカー選手にはそれがとても重要だと思う」と自身の少年時代を振り返りつつ、努力することの大切さを語る。
さらにSC相模原の監督として、「僕が長く監督をがんばれたら、みんなが(同じチームの)選手になるかもしれない。近くにチームがあるのだから、みんなに見に行きたいと思われるように頑張る。それ以上にみんなが大好きなサッカーを頑張って、怪我なく、楽しく、自分の夢に向かうことを応援する。お互いに夢に向かう仲間だから、一緒に頑張りましょう」と呼びかけた。
SC相模原のホーム開幕戦は3月4日、ガイナーレ鳥取と対戦する。