ジャパンラグビー・リーグワン ディビジョン1第9節が2月26日、秩父宮ラグビー場で行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズはNECグリーンロケッツ東葛に26対33で敗れた。観客数は3217人。
開幕3連勝から引き分けを挟んで4敗と苦しい状況の相模原が、7連敗中の東葛を迎えてのシーズン後半戦スタート。試合は、相模原が2試合ぶりにスタンドオフに入ったジェームズ・シルコック選手のトライで先制。主導権を握るかと思われたが、東葛は力強いアタックで相模原のディフェンスを突破し、同点で試合を折り返す。
後半は先に東葛が逆転のトライを決めたが、相模原はラインアウトモールから宮里侑樹選手が2連続トライを奪って再びリード。しかし、東葛はイエローカードでアライアサ空ローランド選手が一時退場している間に再び追いつくと、残り1分のラストプレーでトライ。
相模原は1トライ差で敗れたが4試合ぶりに勝ち点1を積み上げた。試合後、相模原の岩村昂太キャプテンは「14人になった状態で、今回はしっかりと『同じ絵』を見ることができて、先週よりは改善できた。しかし最後のディフェンスは15人いながら、裏のスペースをとられてスコアされた。一人ひとりの役割をしっかり遂行できなかったのが要因」と話し、悔しさをにじませた。
ダイナボアーズの次のホストゲームは3月12日、相模原ギオンスタジアムで横浜キヤノンイーグルスとの「神奈川ダービー」。テレビ神奈川の協力により神奈川県民最大3000人を無料招待する。申込みは先着順でチーム公式サイトから受け付ける。