ジャパンラグビー・リーグワン ディビジョン1第16節が4月22日、相模原ギオンスタジアムで行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)はリコーブラックラムズ東京(以下、BR東京)に21対31で敗れた。観客数は3140人。
第1節に勝利したBR東京との今シーズン最終戦。前半風下の相模原DBは、反則を犯してペナルティキックで自陣に押し込まれる展開が続き、被4トライ。いいところなく0対21で試合を折り返す。
後半は一転して相模原DBのペース。ヘイデン・ベッドウェル=カーティス選手がピック&ゴーで後半3つ目となるトライを奪い、3点差に詰め寄る。しかし、BR東京も1トライを返して逃げ切った。
相模原DBの最終成績は4勝11敗1分の12チーム中10位。シーズン序盤の連勝でイノシシ旋風を巻き起こすなど、過去1部リーグのレギュラーシーズンで1勝しかできなかったチームが躍進した。
ホーム最終戦セレモニーで岩村昂太キャプテンは「ダイナメイトとウリボアーズの応援のおかげで、ここまで頑張ることができた。残り2試合、入れ替え戦の結果で恩返ししたい」などと挨拶し、応援を呼びかけた。
初のディビジョン1残留を懸けた入れ替え戦は、ビジターゲーム=5月6日、ホストゲーム=5月14日。ディビジョン2の3位、豊田自動織機シャトルズ愛知と対戦する。