J3リーグ第13節が6月11日、相模原GIONスタジアムで行われ、SC相模原はテゲバジャーロ宮崎と1対1で引き分けた。入場者数は1061人。
戸田和幸新監督の下、チームを一新して臨んだ今シーズンの相模原。第2節から3カ月間、勝利から遠ざかっているが、前節の松本山雅FC戦では5点ビハインドからの3得点、直近の天皇杯2回戦ではJ1の北海道コンサドーレ札幌を前半無失点に抑えるなど、明るい兆しも出てきている。
試合は、宮崎に押し込まれる時間が長かったが、コーナーキックのボールをGK古賀貴大選手がキャッチし損ねた1失点に抑えて試合を折り返す。後半もほぼ同様の展開だったが、吉武莉央選手がゴールキーパーへのバックパスにプレシャーをかけてPKを獲得。松澤彰選手のキックで同点とする。
その後、宮崎が決定的なチャンスをつくったが、古賀選手のファインセーブなどでしのぎ、勝ち点1を分け合った。
試合後、戸田監督は「勝ち点3を取り切れないことは、しっかりと振り返りをして、自分の仕事の質を上げられるよう努力したい。彼ら(選手)の目は生きているし、試合を見ていても誰もプレーすることを恐れないで諦めないで走って、練習でやってきたことが見える形でやってくれている。次こそは、と思っている」などと話す。
次のホームゲームは7月1日、ヴァンラーレ八戸と対戦する。