相模大野のワッフル専門店「waffle shuffle(ワッフルシャッフル)」(相模原市南区相模大野3)が6月22日、オープン2周年を迎える。店主の佐々木優さんは「コロナ禍での開業に苦労したが、多くの人に支えられてきた」と笑顔で話す。
佐々木さんは町田市出身。子どものころからのワッフル好きが高じて、都内の人気ワッフル店で働くことを目指すも、当時は採用がなく断念。「イタリアンの料理人を経て、一度は料理の世界を離れることも考えたが、最後にもう一度、そのワッフル店に問い合わせてみたところ、運良く採用された」(佐々木さん)
同店で約2年働き、信頼を寄せる同僚の長崎丈士さんを誘い、地元の近くで自分のワッフル店を開業する夢をかなえた。
店舗面積は10坪。席数はカウンターとテーブルを合わせて18席。店内は、白とペパーミントの色調と、木を生かして爽やかな雰囲気を演出した。
ワッフルは、砂糖控えめのアメリカンスタイルで注文を受けてから焼く。メニューは、ミールプレートとデザートプレートの2種類をベースに、生地にチーズやアールグレイなどを追加できる。イタリアンの経験も生かして、ミールプレートは生ハムやチリビーンズ、スモークサーモン、エッグベネディクトなどのトッピング、デザートプレートは、ホイップクリーム、チョコレートソース、バナナ、オレンジ、白玉小倉あんなどのトッピングを、それぞれ揃えて好みの組み合わせ(シャッフル)にできる。
価格は、プレーンワッフル(220円)、チョコレートバナナ(720円)、ハーブチキンサラダ(660円)など。セットドリンクは250円で、ブレンドコーヒー、カフェオレ、アイスティー、オレンジジュースなどを提供する。平均客単価は1,000円。
佐々木さんは「多くの人にワッフルのおいしさを知ってもらいたい。いずれはテイクアウトもできるようにしたい」と意気込む。
営業時間は11時~21時(生地がなくなり次第閉店)。