J2リーグ第28節が7月29日、町田GIONスタジアム(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアが徳島ヴォルティスに2対1で勝利した。入場者数は3561人。
アウェーで敗れた徳島との今季2戦目。町田は序盤から攻勢をかけるも、徳島が人数をかけてゴール前を守り、決定機を与えない。それでも町田は、藤尾翔太選手が古巣相手に躍動。前線で奪ったボールをエリキ選手の先制ゴールにつなげる。徳島もすぐさま反撃。柿谷曜一朗選手が中盤のルーズボールをボックス付近まで持ち込むと、パスをつないで右サイドのエウシーニョ選手がフリーでネットを揺らす。
同点で迎えた後半、藤尾選手が右サイドで相手DFに競り勝ち、ゴール前にグラウンダーのクロスを送る。このボールがオウンゴールを誘発し、町田が再びリード。GKも攻撃参加する最終盤の徳島の猛攻を防いだ。
町田はホーム2連戦の連敗を回避。黒田剛監督は「前節の反省を基にシフトチェンジして取り組んだ練習の成果が前半に反映された。(得点直後の失点について)反省点を勝って修正できることはポジティブに捉えていい。最終的に決勝点を奪い、勝点3を取ってくれた選手たちに称賛を送りたい」などと話す。
次のホームゲームは8月2日、天皇杯3回戦でアルビレックス新潟と対戦する。