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ペスカドーラ町田 名古屋に競り負け首位陥落 Fリーグ第10節

同点ゴールを決めた町田の伊藤圭汰選手

同点ゴールを決めた町田の伊藤圭汰選手

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 Fリーグディビジョン1第10節が7月30日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田が名古屋オーシャンズに2対3で敗れた。

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 チーム記録の8連勝と勢いに乗る首位の町田が、6シーズン連続王者の3位名古屋をホームに迎えての今季初対決。シーズン前半の大一番に今季リーグ最多の2077人が来場。試合前には日本サッカー名蹴会とペスカドーラ町田レジェンドのエキシビションマッチを開催。木村和司さん、川勝良一さん、金山友紀さんのトークショーなどで会場を盛り上げた。

 町田は、名古屋のキックオフプレーでいきなり失点するも、その後は前線でプレスをかけて名古屋に攻撃の形をつくらせない。そして流れるようなパス交換から伊藤圭汰選手がフリーでシュートを決めて同点。さらに荒川勇気選手がゴレイロの脇を抜くシュートでネットを揺らし、1点リードで試合を折り返す。

 後半は名古屋がボールをキープして攻める時間が長くなるも、町田の新守護神ジオヴァンニ選手のファインセーブやフィールドプレーヤーのシュートブロックなどで得点を許さない。それでも名古屋は前線へのロングフィードに走り込んだ甲斐稜人選手がシュートを決めて同点。

 昨シーズンまで町田でプレーした甲斐選手のゴールで会場の熱気が高まる。残り3分弱で名古屋はパワープレーを展開。町田は集中した守備でシュートを打たせなかったが、試合時間残り15秒でタイムアウトを取った直後の攻撃に失敗。再びボールを保持した名古屋が残り4秒で決勝点。勝ち点3を奪い、町田を抜いて首位に立った。

 町田の連勝は8でストップしたが、キャプテンの伊藤圭汰選手は「選手は自信を持ってプレーしている。敗戦は悔しいが、勝ち続けてリベンジしたい。目標は優勝」と前を向く。甲斐修侍監督は「海外チームとも互角に戦えるフィジカルを目指してきついトレーニングをしてきた。2年目のジオヴァンニ選手の存在も今季の躍進の大きな要素になっている」と話す。

 次の町田のホームゲームは8月13日、立川アスレティックFCと対戦する。

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