町田天満宮(町田市原町田4)で9月23日・24日、秋季例大祭が行われる。
町田天満宮の創建は1580年前後。例大祭は1870(明治3)年以前から行われていたという記録が残っている。
祭りはコロナ禍でも規模を縮小して継続してきたが、今回は4年ぶりにコロナ以前の形式に戻り、宮神輿(みこし)巡幸(巡行)が4年ぶりに復活する。
23日は例大祭式典、「町田天神太鼓」と国指定無形文化財「稲城山本社中の里神楽」の奉納が行われる。24日は町田駅周辺を宮神輿と共に祭礼行列が練り歩く「神輿渡御」、「はらまちだい鼓」の奉納が行われる。
宮神輿巡幸は2010(平成22)年より、氏子町内会で担ぎ手が受け渡されていく「町内渡し」形式で実施。宮出しと宮入りは、各氏子町会の代表者が厳粛に奉仕する。宮神輿巡幸の見どころは15時ごろ、小田急線第一踏切を渡って駅前の中心街に入るところで、各町内会の神輿が連なる「連結渡御」。
両日とも小野路囃子(はやし)連が演目を披露し、神楽殿では神楽やダンスや演奏などのさまざまなパフォーマンスを披露する。境内には屋台や出店が約100店並び、特に夕方からにぎわいを見せる。
24日の宮神輿巡幸の宮出しは9時30分、宮入りは18時。