Fリーグディビジョン1第15節が9月24日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田は湘南ベルマーレと2対2で引き分けた。観客数は1401人。
2位の町田が湘南をホームに迎える今季2度目の境川決戦。試合は攻守の入れ替わりが激しい熱戦。町田のジオヴァンニと、湘南のフィウーザ、両チームの守護神が得点を許さない。
先制点は町田。ゴール正面の山中翔斗選手のフリーキックをゴール左サイドで野村啓介選手が押し込む。しかし湘南がカウンターと素早いリスタートによって、守備が手薄になった町田を逆転。それでもヴィニシウス選手がフェイントで1人はがして、左足の強いトゥーキックでフィウーザ選手の左脇を正面から射抜く。
終了間際は湘南がボールを保持し、町田はパワープレーに持ち込むことができなかった。最後まで緊迫した展開で勝ち点1を分け合った。
甲斐修侍監督は「今季初の引き分けは悔しいが、出場機会の少ない3セット目の若い選手が自信を持ってプレーしていたことは良かった」と振り返る。
FリーグはAFCフットサルアジアカップ1次予選のため、3週間の中断期間に入る。「相手よりもチャンスをつくることができているので、中断期間はフィニッシュの精度を上げてチームとして点を取りきることにフォーカスしたい」(甲斐監督)
次の町田のホームゲームは10月21日、ボルクバレット北九州と対戦する。