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グリーンバザール西門、70年の歴史に幕 戦後相模原の象徴的商業施設

グリーンバザール西門(グリーンプラザさがみはら側)

グリーンバザール西門(グリーンプラザさがみはら側)

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 相模原のショッピングセンター「グリーンバザール西門」(相模原市中央区相模原6)が10月31日、閉館する。

グリーンバザール西門

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 相模総合補給廠のメインゲートにつながる買物公園道路「グリーンプラザさがみはら」に面する同施設。旧名称「相模日用品小売市場」として、市制施行前の1952(昭和27)年に開業した。

 グリーンバザール西門は、日本軍の相模兵器製造所の開設から徐々に形成されてきた西門商店街の象徴的な施設。戦後、商店街には米軍基地の労働者を相手にした飲食店や遊戯施設が軒を並べ、朝鮮戦争の特需でにぎわった。生鮮食料品店や日用品店が集まったグリーンバザール西門を含めた同商店街は日本の高度成長期、「歳末の大売出し」が人気を集めて広域から集客し、「相模原のアメ横」と呼ばれた。

 昭和末期頃から、国道16号沿いを中心に大型商業施設が出店。相模原駅からも離れた場所にある同商店街は衰退し始める。活性化事業やイベントなどの対策が大きな効果は得られず、グリーンバザール西門も空き店舗が占める。9月16日に最後の食料品店「丸将青果店」が移転のため閉店。唯一残る店舗、鉄道模型レンタルレイアウト店「トレインドリーム」は31日で営業を終了し、近隣に移転する。

 関係者によると、同施設は解体後、マンションへの建て替えが予定されているという。

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