FC町田ゼルビアが1月14日、J1初参戦の2024シーズンを始動した。
今季のチームスローガンは「Make a New History」。クラブの歴史とJリーグという業界の歴史の両方をつくっていくシーズンにしたいという思いを込めた。
メンバーは、エリキ選手やミッチェル・デューク選手、平河悠選手などが契約更新したほか、藤尾翔太選手と荒木駿太選手が完全移籍するなど、J1昇格に貢献した選手がほぼ残った。
新戦力では、GK谷晃生選手(ガンバ大阪)、DF昌子源選手(鹿島アントラーズ)、韓国代表のFWナ・サンホ選手(FCソウル)、FWオ・セフン選手(清水エスパルス)らが加わり、コソボ代表のDFイブラヒム・ドレシェビッチ選手(ファティ・カラギュムリュクSK)とも近く契約するという。浦和レッズから移籍した柴戸海選手は町田JFC出身。
昨季をもって引退した町田市出身の太田宏介さんはクラブ初のアンバサダーに就任した。
初練習の冒頭、黒田剛監督は三輪緑山ベースを訪れたサポーターに向かって「降格争いをするような戦い方をするつもりはない。上位を目指してFC町田ゼルビアが二度とJ2に戻ることがないように果敢にチャレンジし続ける。我々の勇気と活動をしっかり見ていただいて、多くの感動、勇気をみなさんの心に刻んでいただきたい」などと挨拶した。
新加入は1月14日現在、GK=谷晃生(G大阪、1)、山口瑠伊(水戸、28)、DF=昌子源(鹿島、3)、林幸多郎(横浜FC、26)、奈良坂巧(讃岐、29)、望月ヘンリー海輝(国士舘大、33)、青木義孝(ラインメール青森、44)、MF=仙頭啓矢(柏、8)、黒川淳史(大宮、32)、高崎天史郎(QUON FD、38)、柴戸海(浦和、45)、樋口堅(沖縄SV、46)、FW=ナ・サンホ(FCソウル、10)、藤本一輝(大分、22)、芦部晃生(関東学院大、37)、オ・セフン(清水、90)の各選手(カッコ内は前所属チーム、背番号)。
ゼルビアのホーム開幕戦は2月23日~25日のいずれかで、ガンバ大阪と対戦する。