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FC町田ゼルビア、J1昇格 「少年サッカーの街」チーム創設34年で達成

ゼルビアのJ1昇格を祝うサポーター

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 FC町田ゼルビアが10月22日に行われたJ2リーグ第39節のロアッソ熊本戦を3対0で勝利し、J1昇格を決めた。

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 勝てば自力昇格が決まる試合。前半44分に宇野禅斗選手のゴールで先制した町田は後半にも髙橋大悟選手、下田北斗選手が追加点をあげて快勝。クラブ史上初のJ1昇格を成し遂げた。

 グランベリーパーク(町田市鶴間3)で開かれたパブリックビューイングには先着250人が参加。試合終了のホイッスルと同時に大歓声が沸き起こった。

 次節のホームゲームで勝利すると自力でのJ2リーグ優勝が確定する。

 FC町田ゼルビアは1989年、少年サッカーチーム「FC町田」のトップチームとして創設。1997年、FC町田ゼルビアに改名した。特定のスポンサーを持たない市民クラブは、練習場を転々とし、地元出身Jリーガーの力も借りながらカテゴリーを上げていく。

 途中、スタジアム問題でJ2昇格を断念したり、国内クラブで唯一JリーグからJFLに降格したりするなど苦難の道を歩んできた。周辺には有力クラブが多数存在し、集客面でも苦労してきた。2018年、サイバーエージェントが経営権を取得。豊富な資金力で有力選手を獲得し、首位の座を一度も譲り渡さなかった。

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