SC相模原が1月20日、2024シーズンの新体制発表会を相模女子大学グリーンホール(相模原市南区相模大野4)で開いた。
発表会には西谷義久社長、平野孝スポーツダイレクター、戸田和幸監督、新加入選手が登壇。新ユニホームも披露された。
西谷社長は冒頭、2027シーズンJ1昇格を目指すためのロードマップを発表。今季は「反転攻勢のシーズン」と位置づけ、平野孝スポーツダイレクター就任によるチーム強化、2024年度内をめどに天然芝グラウンドやクラブハウスを備えた練習拠点の整備、地域課題の解決にコミットする地元企業との社会連携活動「ジモトアイプロジェクト」などに取り組むとした。
ホームゲームでは、昨シーズンの2倍以上の集客数に挑戦。あわせてスタジアム外周エリアのアクティビティやキッチンカーなどを充実させるという。
平野スポーツダイレクターはチーム編成方針を説明。「どんな状況でも勝点を取り切ることのできるチーム」を目標に掲げ、若手主体だったチームに、攻守で軸となる経験のある選手を補強するとした。
新加入選手は現時点で、GK=1三浦基瑛(ツエーゲン金沢)、DF=16高野遼(ジュビロ磐田)、55田代真一(いわてグルージャ盛岡)、MF=22福井和樹(京都産業大学)、28ファブリシオ バイアーノ(ロンドリーナEC/ブラジル)、40長谷川雄志(徳島ヴォルティス、期限付き)、FW=14髙木彰人(ザスパクサツ群馬)、96ブルーノ サントス(サンベルナルドFC/ブラジル)の8選手(名前の前は背番号、カッコ内は前所属チーム)。追加で新加入選手の獲得を目指すという。
各選手はアピールポイント、今季の目標などを披露し、J2再昇格への意気込みなどを語った。
戸田監督は「しっかり上位争いができるチームづくりに取り組んでいる。『探求と追求』を基本姿勢として目標達成に向かう。ひたすらトレーニングをして個々人がレベルアップし、みなさんにたくさんのゴール前のシーンを見せられるようにしたい」などと参加したサポーターに誓った。