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サレジオ高専の自動運転EV「VISMO」、相模原市が実証事業に協力

協定を締結した本村市長と小島校長(中央)、VISMOの開発に関わった学生。

協定を締結した本村市長と小島校長(中央)、VISMOの開発に関わった学生。

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 相模原市とサレジオ工業高等専門学校(町田市小山ヶ丘4)は1月23日、「スマートモビリティ及びスマートエネルギー社会の実現に関する連携協定」を締結した。

サレジオ高専の自動運転EV「VISMO」

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 協定は、未来を担う人材の育成、誰もが移動しやすい交通環境の構築、脱炭素型まちづくりの推進により、スマートモビリティとスマートエネルギー社会の実現を目指すことを目的に据える。

 サレジオ高専は約3年前より、電気工学科の在校生と卒業生による産学連携で、オリジナルの自動運転電気自動車「VISMO(ビスモ)」の開発を進めている。キャンパス内での移動を想定した車両は、4輪操舵の双方向走行により、狭あいな場所も走ることができるという。

 両者は今後、VISMOの実証事業、脱炭素型まちづくりに関わる課題解決の研究、学生の活躍の場の拡大などに取り組む予定。

 本村賢太郎市長は「ロボット産業特区のまちづくりを進める橋本と、脱炭素型まちづくりを進める相模原をつなぐ移動手段として、VISMOが活用できたら」、小島知博校長は「産官学の連携は教育に欠かせない。VISMOが相模原市の発展に寄与できれば」とそれぞれ期待を込める。

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