東京都は2月6日、町田都市計画道路3・3・36号相原鶴間線の一部、旭町地区「木曽団地南交差点~町田市民病院東交差点付近」を3月23日15時に交通開放すると発表した。
同路線は、起点=相原町、終点=南町田4丁目とする延長約18.1キロメートルの骨格幹線道路。慢性的な交通渋滞をきたしている町田街道のバイパスとして大きな役割を担う。1961(昭和36)年に都市計画決定された。
旭町地区は、現道がない区間で橋梁を含めて整備。町田市中心部への交通利便性が向上するとともに、交通の分散化により町田街道の混雑緩和を図る。災害拠点病院や消防署へのアクセス性が良くなり、地域の防災性も向上する。道路幅員は25メートル、事業延長は約800メートル。多摩都市モノレール町田延伸ルートに含まれる。事業費は約96億円。
東京都は2021年、旭町地区に接続する高ヶ坂1期「町田市民病院付近~町田高校付近」を結ぶ延長990メートルの都市計画道路の事業認可を取得。2030(令和12)年度の完成を目指している。