町田市が2月8日、「町田木曽山崎パラアリーナ(仮称)」の整備方針を公表した。
町田木曽山崎パラアリーナ(仮称)は、少子高齢化の進行に対応する団地再生まちづくりのため、2013(平成25)年度に策定した「町田市木曽山崎団地地区まちづくり構想」で健康増進関連拠点に位置付けた旧忠生第六小学校跡地の一部に建設する体育施設。現在整備中の町田忠生小山エリア給食センター(仮称)に隣接する。
敷地面積は約8700平方メートル。地域の健康づくり、パラスポーツの普及啓発、地域の多世代交流ができるようユニバーサルデザインを取り入れ、障がいの有無や種別にかかわらず、誰もが利用しやすいインクルーシブな施設づくりを目指す。
施設内には、フットサルやブラインドサッカーの競技スペースを確保し、観覧場を併設するメインアリーナのほか、サブアリーナ、トレーニングルーム、多目的室などを配置。給食センター敷地内に設置する「市民交流エリア」との相互利用も想定する。
本年度、同整備方針に基づいた施設の整備と運営を行う事業者を選定し、2027年度中のオープンを目指す。