WEリーグ第16節が4月21日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区下溝)で行われ、ノジマステラ神奈川相模原はINAC神戸レオネッサに0対3で敗れた。入場者数は858人。
前節は4試合ぶりの得点で日テレ・東京ベレーザに善戦した相模原が、なでしこジャパンの中心選手を擁する神戸と中2日で対戦。
序盤から神戸が攻勢をかけるも、今季3試合目の出場となったGK岩崎有波選手が2本連続の好セーブで得点を許さない。それでも神戸は38分、ボックス内の競り合いで相模原のDF大賀理紗子選手が倒れたところ、ゴール前にクロスを入れて先制。
相模原は後半、前線の選手を入れ替えて反撃を試みるも、神戸の堅い守備に阻まれて無得点。ロングボールからのカウンターとPKで2点を奪われた。
U20日本女子代表としてアジアカップ ウズベキスタン2024に出場した相模原の笹井一愛選手と岩崎選手はそれぞれ出場機会を増やしつつある。ともにチーム内外のトップレベルの選手から吸収したいと意欲を見せる。
「代表戦の過密日程でも、トップ選手は結果を出すことを考えると、どんな環境でも100パーセントの力を出せるようにして、チームにとって頼られる存在になりたい」と笹井選手。
岩崎選手は「いい試合の入り方ができたが、神戸は前線の選手にボールを収められるので、そこからの攻撃展開にもっと注意をしなければいけませんでした。最年少で出場機会をもらっているので、いろいろと学びながら勝利に絡みたい」と話す。
小笠原唯志監督は「多くの選手に出場機会を与えているので、そこで成長してもらいたい」と期待を寄せる。
次のホームゲームは4月28日、セレッソ大阪ヤンマーレディースとレモンガススタジアム平塚(平塚市)で対戦する。