町田市出身で相模原市在住のチアダンサー高橋南保子さんが現在、NBAダンサーのオーディションに挑戦している。
高橋さんは玉川学園高等部(町田市玉川学園6)で競技チアダンスを始め、日本女子体育大学では世界大会で優勝。卒業後は玉川学園で体育の非常勤講師を務めながら、Bリーグ専属チアリーダーとして2021-23シーズンの2年間、活動してきた。
挑戦は、「NBAゴールデンステート・ウォリアーズのパフォーマンスがきっかけだった」と高橋さん。「一瞬で心を奪われた。メンバー一人一人が輝いている姿から、チームを愛し、メンバーの一員であることに誇りを持っていることが分かる。私もこのすてきなチームの一員になり、一人でも多くの人に笑顔を届けたいと強く思った」と明かす。
高橋さんは3月に学校教員を退職。6月中旬に渡米して同チームのワークショップに参加した。「日本人は私一人だけで、元NBAダンサーも参加していた。4時間という限られた時間で多くのことを吸収し、習った振り付けを自分らしく踊るために全神経を研ぎ澄ませた。心の底から楽しいと感じながら全力で踊った結果、1次審査を通過することができた」と振り返る。
7月13日に始まるオーディションに向けて、現在、ダンスや英語のレッスンに励む。「万全な状態で挑めるようにしたい。自分にプレッシャーをかけすぎず、緊張感を楽しみながら、自分が持つ力や練習の成果を思い切り発揮できるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。
メンバー発表は7月31日。