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ペスカドーラ町田、3年連続の観客数1位 ホーム最終戦で記録更新も

ホーム最終戦セレモニー

ホーム最終戦セレモニー

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 Fリーグディビジョン1第22節が1月19日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田はフウガドールすみだに1-3で敗れた。

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 ファイナルシーズンでの逆転優勝へ望みをつなぐ今季ホーム最終戦。過去最多の2154人が観戦した。

 試合は立ち上がり、町田が攻勢をかけるも得点には至らず。選手交代で流れをかえたすみだがセットプレーから町田のオウンゴールを誘って先制する。

 後半も町田が勢いをもって攻撃を仕掛ける。森岡薫選手の右サイドからのパスを中央で倉科亮佑選手がシュート。こぼれ球を毛利元亮選手が押し込んで同点。激しいボールの奪いが続き、森岡選手が2枚目のイエローカードで退場処分となる。

 一人少なくなった町田はすみだの攻撃を耐え続けたが、ペナルティタイム2分間の残り10秒で失点。勝利が必要な町田が5人で攻めるパワープレーを敢行するも、すみだの堅い守備を崩せず。パワープレー返しでさらに失点した。町田はレギュラーシーズンを13勝4分5敗の4位で終了。

 試合後、甲斐修侍監督は「敗戦で優勝は難しくなったが、我々はチャレンジャーなので、(ファイナルシーズンの)5試合を全力で勝ちにいく」と話す。

 ホーム最終戦セレモニーでは、本田真琉虎洲選手が引退を発表し、選手から胴上げされた。ブラジル出身の本田選手はFリーグがスタートした2007年から10シーズン、町田でプレー。湘南ベルマーレに移籍したが、今シーズンから町田に復帰していた。

 「常に100パーセントの力を出し切る、町田のコンセプトを体現する選手。日中に仕事をしつつ、早朝から練習する姿は若手のお手本になった。最後の1年を町田で過ごしてくれて嬉しかった」と甲斐監督。

 町田のホームゲーム平均入場者数は3年連続でリーグ1位。甲斐監督は「簡単ではないことを達成できた。Fリーグが始まった2007年、町田市に拠点を移して、地域に応援してもらえるように、勝利を追求しつつ、試合以外でも交流を深めていった」と振り返り、ホームゲームの雰囲気をつくる関係者やファンへの感謝の気持ちを話す。

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