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相模原市、市民と6年かけて「まちづくりプラン」再検討 パブコメ開始

中央図書館と鹿沼公園(奥)

中央図書館と鹿沼公園(奥)

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 相模原市は2月20日、淵野辺駅南口周辺のまちづくりプランへの意見公募(パブリックコメント)を開始した。

移転予定の大野北公民館

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 同プランは、2023年3月に策定した「まちづくりビジョン」に基づき、まちづくりを2段階に分けて、その第1段階と位置付ける「鹿沼公園のリニューアルと複合施設の整備」に関する考え方や計画を示したもの。

 まちづくりプランによると、淵野辺駅南口に分散する図書館や公民館、国際交流ラウンジなどの公共施設を、鹿沼公園内の駐車場に複合施設として集約し、公園に隣接する図書館跡地を駐車場として一体的に利用する。公園内の軟式野球場と水生植物池は廃止する。

 2018(平成30)年に公表した計画で、縮小改変について市民から反対意見が出されていた児童交通公園は同規模でリニューアルするなど、2019(平成31)年に新たに市民らによる検討組織を立ち上げて、2023年まで計25回にわたって検討を進めてきた結果も反映した。

 想定事業費は87億7,000万円。複合施設の供用開始予定は2029年。市はまちづくりプラン策定後、第2段階の「(仮称)駅前市有地活用等基本計画」策定に着手。自転車駐車場の再整備や市有地の有効活用などについて決定する。

 意見公募は3月21日まで。案は市ホームページのほか、各行政資料コーナー、まちづくりセンター、図書館、公民館などで閲覧できる。

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