日本フットボールリーグ(JFL)後期第4節が7月25日、Honda 都田サッカー場で行われ、FC町田ゼルビアはHonda FCに3対0(前半1対0)で快勝した。
前節、強豪ガイナーレ鳥取を破り、勢いに乗るゼルビアは昨年のJFL優勝チームHonda FCとアウェーで対戦。両チームの前期の対戦成績は引き分け。
試合は序盤からゼルビアが主導権を握る。前線からの強烈なプレスが、細かいパスをつなぐHondaのパスサッカーを封じる。前半21分、DF津田選手からの縦パスを受けたFW蒲原選手が左サイドをドリブルで疾走。相手サイドバックをかわし、ファーサイドへ走り込むFW山腰選手にラストパス、これをゴールへ押し込み先制点。前半のシュート数は、ゼルビア10本に対しHondaはゼロ。
後半は、Hondaも鋭い攻撃を仕掛ける互角の展開。お互いが細かいパスをつなぐサッカーを披露し見応えのある攻防となる。GK修行選手のファインセーブなどでピンチをしのいだ後半34分、蒲原選手からのスルーパスを受けた山腰選手が、ゴールキーパーとの一対一のチャンスを落ち着いて決めて追加点。さらに、ロスタイムには途中出場のFW飯塚選手がダメ押しゴールを奪い試合終了。3対0の快勝で後期開幕4連勝を果たした。
試合後、戸塚監督は「今日は前半から戦う気持ちを強く持って試合に入ることができた。アグレッシブに戦い、相手陣内でボールを多く奪うことができたことが最も大きな勝因」と話す。
次の公式戦は8月2日、町田市立陸上競技場でMIOびわこ草津と対戦する。