町田市国際版画美術館(町田市原町田4、TEL 042-726-2771)は11月17日から、「第5回学生メディア・アート展」を開催する。
同展は美術系大学でメディアアートを専攻する学生がプロデュースし、映像作品やインスタレーションなど約50作品を展示するもの。
参加予定大学は7校。武蔵野美術大学は「光」や「振動」を感じさせるインタラクティブ作品を出展するほか、尚美学園大学は「空想上の生き物」を形にしたインスタレーション作品、東京工芸大学はゲームやウェブコンテンツ作品などを出展する。
「ポテトチップ」を題材とするインスタレーションを複数出展するのは東京造形大学。東北芸術工科大学と桜美林大学はショートフィルムやCGアニメーションなどの映像作品を中心に出展。同23日は各大学の作品プレゼンテーションと講評会を行う。
同展は、学生が「展示班」「広報班」「イベント班」「総務班」に分かれて企画運営を行う。同11日は展示班が打ち合わせを行い、展示空間の作り方などについて同館・箕輪裕学芸員のアドバイスを受けながら、作品を展示する位置や搬入スケジュールなどを調整した。箕輪さんは「同展を通じて展覧会をプロデュースすることも学んでもらえれば」と期待する。
開催時間は10時30分~16時30分。同25日まで(19日休館)。