和光大学で「チョコラ!」上映会-ストリートチルドレンの現状伝える

和光大学で「チョコラ!」上映とパネルディスカッション、「ケニアの路上から日本の路上へ」

和光大学で「チョコラ!」上映とパネルディスカッション、「ケニアの路上から日本の路上へ」

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 ケニアのストリートチルドレンの現状を伝えるドキュメンタリー「チョコラ!」の上映会が12月19日、和光大学(町田市金井町、TEL 044-989-7487)で開催される。主催は同大学現代人間学部現代社会学科。

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 同作品は、鉄くずやプラスチックの収集や物ごい、小間使いなどで生計を立てる子どもたちを表すスワヒリ語。ケニアの首都ナイロビから車で約1時間の地方都市ティカを舞台に、スラム街に生まれストリートで暮らす子どもたちの厳しい生活環境や、その背景に迫る。

 監督は、「阿賀に生きる」(佐藤真監督、1992)の撮影担当として知られる小林茂さん。障害のある子どもを受け入れる学童保育所「つばさクラブ」に迫った3部作「こどものそら」(1997~2000)や、重度心身障害児施設「第2びわこ学園」を追ったドキュメンタリー「わたしの季節」(2004)などを監督してきた。

 上映後、小林監督を交えたパネルディスカッションを開催する。参加者は、管啓次郎さん(明治大学大学院デジタルコンテンツ系教授)、ロバート・リケットさん(和光大学現代社会学科教授)、道場親信さん(同学科准教授)。司会は西研さん(同学科教授)。

 同学科では毎年、市民開放の文化企画を開催している。企画担当者は「あまりに遠いケニアに、今、世界の子どもたちが共通に置かれている困難がある。この企画を通して、ケニア社会とその子どもたちへの理解、そしてわたしたちの足元にある『日本』という社会の『今』を解読する機会になれば」と話す。

 開催時間は14時~17時。定員は200人。参加無料。事前の申し込みは不要。

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