町田・薬師池公園そばにオーガニックカフェ-自宅の一部を改装

NATURAL CAFE 橙の店内。店長が10カ月かけて内装を仕上げた。

NATURAL CAFE 橙の店内。店長が10カ月かけて内装を仕上げた。

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 薬師池公園そばの住宅地内にカフェ「NATURAL CAFE 橙(ナチュラルカフェだいだい)」(町田市野津田町、TEL 042-708-4735)がオープンして2カ月以上が過ぎた。店長の藤川千恵さんは「目立たない立地だが、薬師池公園やぼたん園など周辺の観光スポットと併せて、口コミでお越しになる方が多い」と話す。

NATURAL CAFE 橙の外観

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 店舗面積は約8坪。1階=カウンター6席、2階(6畳間)=8席の計14席を設ける。住宅の一部を改装し、藤川さんが10カ月かけて内装を仕上げた。「骨董(こっとう)市などで買い集めた欄間(らんま)やいすに合わせて壁やカウンター、ドアを大工さんに作ってもらった。わたしは壁や什器を塗装し、テーブルを作った。いろいろとこだわり、時間がかかってしまった(笑)。これは自宅利用のメリット」(藤川さん)。

 藤川さんは相模原市内のカフェで、料理人として4年半の経験を持つ。「母が病気になり、食事に気を使うようになった。薬師池公園そばに引っ越してきたことを機に、この緑豊かな場所で、自分のペースで、安心して食べられる食事を提供するカフェを開こうと考えた」。

 自家製パンは乳製品と卵を基本的に使わず、コーヒーやワインはオーガニックのものを提供する。主なメニューは、大きなカフェボールで提供するコーヒー(400円)やカフェオレ(500円)、レモネード(500円)、プリン(230円)、ドリンクとケーキのセット(700円)など。週替わりランチ(1,000円)は、オニオンスープ、旬の野菜ディップ、玄米おむすび、小鉢の総菜などにコーヒーか紅茶が付く。

 パンは種類によって、ブドウ酵母とホシノ天然酵母を使い分け、その日の分を少しだけ焼く。メニューは、くるみアンパン(180円)、野イチゴとクリームチーズ(230円)、カンパーニュ(580円)など。パンや焼き菓子はテークアウトが可能。

 「わたし一人で営業しているのでお待たせすることもあるが、本を読んだりしながら、ゆっくりしていただければ。2階席は子ども連れのお母さんにお勧め。冷房がないので今年の夏は休業するが、来年はかき氷を提供できるよう、じっくり時間をかけて検討したい」とも。

 営業時間は12時~18時(ランチは12時~15時)。月曜・火曜・水曜定休。今年7月~8月は夏季休業。

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