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相模原の中国料理店「昌龍飯店」、家族経営で30年-地域紹介ブログも

昌龍飯店の河内禅龍さん(右上)と文雄さん(左上)

昌龍飯店の河内禅龍さん(右上)と文雄さん(左上)

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 相模大野の中国料理店「昌龍飯店」(相模原市南区相模大野TEL 042-743-2341)が11月27日、オープンから30年目を迎えた。

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 同店は1980(昭和55)年、世田谷区内の中国料理店で修業した社長の河内禅龍さんが、女子大通りと行幸道路の交差点そばに開いた。「店の周辺は平屋か2階建ての建物ばかり。相模大野駅の階段は木造だった。現在のような街になるとは当時、全く考えられなかった」と禅龍さん。道路拡張のため1995年、相模女子大学近くの現在の場所に移転した。店舗面積は約15坪で、席数は40席。

 30年記念祭には大勢の地元客が訪れ、限定メニュー1,000食以上を売り上げた。「地元の人に愛されるように心がけてきた。食べるという字は『人を良くする』という意味だと考えている。手作りの料理をおなか一杯食べて、元気になってほしい」と二代目店長の河内文雄さん。

 主なメニューは、ラーメン(600円)、サンマー麺(680円)、ギョーザ(450円)、五目やきそば(750円)、カニチャーハン(800円)、エビチリ(1,350円)、高座豚の角煮(1,850円)など。客単価は1,000円。

 文雄さんは厨房で料理を作る傍ら、地元を紹介するブログを5年間、毎日書き続けている。記事数は現在1,836本。「当店の宣伝だけではなく、町を回遊してもらいたい」と他店のオープン情報や新メニューなども豊富な写真を添えいち早く掲載する。1日のアクセス数は500を超えるという。

 5万人以上を集める食とジャズのイベント「もんじぇ祭り」などの実行委員も務める文雄さん。「相模大野は再開発で大きく変わるが、普段着のファミリーが楽しめるアットホームな町。多くの人に遊びに来ていただきたい」と期待する。

 営業時間は昼=11時~15時、夜=17時30分~22時。水曜定休。

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