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町田で「全国大学版画展」-55大学から265点の作品展示

昨年の出品作品、根岸一成さん「ぼくはサイになった」

昨年の出品作品、根岸一成さん「ぼくはサイになった」

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 町田市立国際版画美術館(町田市原町田4、TEL 042-726-2771)は12月4日より、「全国大学版画展」を開催している。

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 今年で35回目となる全国大学版画展。世界でも数少ない版画専門美術館である同館では1987(昭和62)年の開館以来、同展を毎年開いてきた。

 同展は、銅版画家の山本容子さんも学生時代に出品して買い上げ作品に選ばれるなど、版画を学ぶ全国の大学生・大学院生・専門学校生にとって年に一度の成果が問われる重要な機会となっている。「限りなき可能性を秘めた展覧会であり、版画の将来を計る催し」(同館担当者)。今回は美術大学や専門学校など55校から約265点の作品を展示する。

 期間中、美術関係者による投票で同館が買い上げる作品を決定するほか、公開セミナーやワークショップ、学生作品のチャリティー販売などを行う。人気企画の「観客賞」は、投票者の中から抽選で5人にプロの版画作家による作品を進呈する。

 開館時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。月曜休館。観覧無料。今月19日まで。

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