町田にある新潟県燕市のアンテナショップ「えちご燕物産館」(町田市原町田4、TEL 042-850-8283)で扱う「チタン真空二重タンブラー」の売れ行きがAPEC以降、大きく伸びている。
日本がAPEC首脳に贈ったカップの姉妹品。燕市のステンレス製魔法瓶製造会社「セブン・セブン」が魔法瓶の技術を応用し、丈夫で軽く錆びないチタンを「真空の二重構造」の高い保冷力を持つタンブラーに加工した。手の熱を飲み物に伝えないため氷が解けにくく、氷を入れても結露が起きない。熱で飲み物の味を損ないにくいため、足の部分が不要なワイングラスとして使用できるという。
チタンを真空にする過程で再結晶化してできる表面の細かな凸凹が、温かみのある風合いを製品にもたらし、飲み口部分は口当たりを良くするために薄く作られている。価格は、実容量230ミリリットルの「彩」=1万2,600円、同400ミリリットルの「凛」=1万5,750円。
「APEC以降、問い合わせが増加し、売り上げが約3倍に伸びた。商品を手にとって見られる店は都内では少ないので、ぜひお越しいただければ」と同店の山田さん。APEC仕様の商品も入荷検討中という。
営業時間は10時~19時。同店では12月17日~19日、20パーセント引きの割引券と交換する洋食器などの下取りフェアを開催する。