町田が舞台の映画「まほろ駅前多田便利軒」の映画公開に先駆け、原作者の三浦しをんさんと監督の大森立嗣さんの対談が3月13日、「ホテル ザ・エルシィ町田」(町田市原町田3)で行われる。
同作品は、東京郊外の地方都市「まほろ市」で便利屋を営むバツイチ男・多田啓介と、正月に多田の元に転がり込んできた高校の同級生・行天春彦。2人のワケあり男が癖の多い依頼人の仕事をこなしていく1年を描いた物語。主演は瑛太さんと松田龍平さん。監督・脚本は大森立嗣さん、音楽は岸田繁さん(くるり)が担当。4月23日に公開される。
原作の三浦さんは早稲田大学文学部を卒業後、大型古書店・高原書店(森野1)でアルバイトをしながら執筆活動を続け、同作品で2006年上半期の直木賞を受賞した。
対談は、町田商工会議所が主催する「まちなか通り・ネーミング事業 シンポジウム」の一環。「町田の魅力を語る」をテーマに、三浦さんと大森さんが、「町田の印象」「小説を書いた動機」「撮影秘話」などを明かす。後半のパネルディスカッションでは町田市長や地元まちづくり団体の代表らが、ネーミング事業の効果について話し合う。
開催時間は14時~16時30分。参加は同会議所指導課(TEL 042-724-6614、FAX 042-729-2747)への事前申し込みが必要。