ジャムやドレッシングなどの食品製造販売を手がけるセゾンファクトリー(山形県)は8月17日、小田急百貨店町田店にセゾンファクトリーショップ(町田市原町田6、TEL 042-850-8192)をオープンした。
同社は1989年、山形県高畠町の自然が多く残る山麓のぶどう畑を整地して建設した小さなジャム工場で創業。「季節の工場」の社名通り、季節や旬を生かした製品を特徴とする。「生で食べても最高においしい旬の素材を全国・世界各地から探し求め、少量生産で一つひとつ手間をかけ、生食以上のおいしさを追求し続けている」と同社ブランディンググループ・デザイン課の工藤由美さん。
店舗は百貨店を中心に出店し、町田店は国内22店目。店舗面積は1.6坪。店舗や手提げ袋、包装紙などをコーポレートカラーの黄色と黒で統一する。町田への出店の狙いは、「東京郊外の住宅地の拠点の顧客の増加」。
主な商品は、甘さ控えめのあまおういちごジャム(1,050円)、玉ネギの食感を生かした和風タイプの「たまねぎドレッシング」(399円)、あら絞りしょうが汁にレモン果汁とハチミツをミックスした「飲む生姜の力」(1,050円)、濃厚な生乳の風味にダージリンの上品な香りをブレンドしたミルクジャム(840円)など。
毎月7~8アイテムを販売する季節限定商品は現在、岡山県産の清水白桃を使用したジャム(1,575円)、自社農園のスイートバジルを使用したクリーミータイプのジェノベーゼ風ドレッシング(1,050円)、完熟した山形県産高畠トマトのサウザンドアイランド生ドレッシング(609円)、マスカットの飲む酢(1,260円)などを取りそろえる。
営業時間は10時~20時。